優美ちゃんと二人でゆっくりと映画館に向かって歩く。
春の日差しが二人を照らして、優美ちゃんのぬくもりと春の暖かさが俺にはここちよかった
「えへへ、映画、楽しみだね」
俺の隣で微笑む優美ちゃん、その微笑を見ると俺の顔も何故か緩んでくる。
映画館の前に付く・・・今やっている映画は恋愛物とアクション物だ
俺は迷わず恋愛物の方へ歩いて行く、すると優美ちゃんが俺の腕を引っ張る。
「そっちじゃないよ、こっちだよ」
そう言って連れて行かれたのはアクション物の方だった。
「こ、こっちで良いの?俺は気にしなくて良いから別に恋愛物でもいいけど」
しかし、優美ちゃんは
「私こっちが観たいの・・・こっちじゃ駄目?」
と、言う・・・そう言えば前、チャットで格闘技に興味があると言ってたな・・・
俺達はアクション物の方へ入っていった
内心は実はほっとしている、恋愛物では寝てしまいかねん。
映画館の中に入る・・・そして映画が始まった・・・
途中、優美ちゃんに話かけてみたが映画に見入って聞こえていないみたいだった。
映画館から出ると優美ちゃんはしきりにさっきの映画の事を話す。
「面白かったね〜、次、何処行くの?」
話ながら歩いていたが次に何処に行くのかは決めていなかった。
「優美ちゃんは何処行きたい?」
俺はこの辺りの事はあまり知らないから何処に行けば良いのかまったく見当がつかなかった。
「じゃあ、海に行こ、まだ少し寒いけどとっても綺麗だよ」
海か・・・そう言えば少し潮の香りがするな・・・
「えへへ、きっと、あーちゃんも気に入るよ」
そう言いながら俺の手を引いて海に向かう優美ちゃん
日差しは暖かくて・・・優美ちゃんの手も暖かくて・・・
潮お香りが流れてくる方へ俺と優美ちゃんは歩いていった・・・
ゆっくりと流れる時の中を・・・