俺の名前は佐藤 章弘
俺は今、人を待っている、
今まで何回かあっているが俺は今回、ある事を言おうと決意していた・・・
腕時計を見ると後5分で約束の時間だ
(もうすぐ来るかな?)
そう、思っていた時だった、
「あーちゃん、ごめん、待った?」
と、元気な声が聞こえてくる、こっちに向かって走ってくる女の子・・・
川上 優美ちゃん、チャットで知り合った女の子だ。
「ごめんね、遅れちゃったかな?」
そう言って俺の顔をみる優美ちゃん・・・実際は俺より年上のはずなのに何故かそうは見えなかった。
「いや、俺が早く来ただけだから」
俺がそう言うと優美ちゃんは
「よかった・・・着いてたなら電話してくれれば良かったのに」
と、俺の顔を覗きこみながら言う
「ごめん・・・でも、今着いたところだから」
実際は1時間前には着いていたのだが・・・それは伏せておいた。
「そうなんだ、よかった」
満面の笑顔・・・春の日差しがまた、笑顔を明るく照らしていた・・・
「今日は何処行く?私、見たい映画あるんだ」
笑顔のまま俺に聞いてくる優美ちゃん
「どうしたの?だまっちゃって」
笑顔に見惚れていると俺が何も言わないので優美ちゃんが不思議そうな顔をする。
どうやら見たい映画があるらしい・・・なら、映画でも見に行きますか。
「じゃあ、優美ちゃんの観たい映画、観にいこう」
俺が言うと今までの笑顔以上の笑顔になる・・・
やっぱり可愛いと思う・・・
「やった〜、じゃ、早く行こ?」
俺の腕をつかみ引っ張る優美ちゃん・・・
その姿を見て俺は改めてあの、言葉を言おうと思った・・・